今日は、山口県社会福祉事業団「はなのうら・華の浦」の方々にお越しいただき、小学部4年生がお話を聞いたり、体験をさせていただいたりしました。
まず、「はなのうら・華の浦」の施設や設備についてクイズ形式で説明していただきました。利用する人たちのための様々な工夫については、初めて知ることが多かったのではないかと思います。
その後、体におもりやゴーグルをつけて体育館を歩いてみることで、体がうまく動かないというのはどんな感じなのか、また、車椅子を動かしたり乗ったりすることで、車椅子での生活にどのような難しさがあるのか、また、それぞれどう手助けすればよいかについて学びました。子どもたちは、いつもとくらべて動きにくいこと、車椅子に乗って移動することの不安感なども実感し、しっかり声をかけて助けることの大切さも実感した様子でした。栄養士さんもお越しくださり、食事についても栄養面だけでなく、食べる人に合わせて食材の大きさや食器の形などを工夫して食べやすくしていることを説明してくださいました。子どもたちは、メモをとりながら聞いていました。
きっと、お年寄りや体の不自由な方に対して、自分がどう行動するかについて考えるよいきっかけになったのではないかと思います。