6月16日、17日の1泊2日で、小学部6年生が修学旅行に行きました。
出発式は雨のため体育館で行ったものの、その後はさわやかな青空となりました。まず、吉野ヶ里遺跡の見学でした。古代の人々がお守りとして作ったと言われる勾玉づくりに挑戦しました。石を削る経験はなかった6年生でしたが、大胆に削ってしっかりと磨き、きれいな世界に1つしかない勾玉となりみんな大喜びでした。また、復元された遺跡に実際に上がって、こんなに大きな建物を作った人々の力も実感することができました。午後からは、大刀洗平和記念館で戦争中のつらく悲しい歴史を知ることができました。史料だけでなく、朗読や映像も準備してくださり、平和への思いを強くするとともに、6年生全員で平和セレモニーも行いました。2日目は、マリンワールドでたくさんの海の生き物に触れ、イルカのショーも見ました。門司港では、レトロな町並みの中を歩き、思い思いにお土産を選んでいました。あっという間の2日間でしたが、互いの気持ちを考えながら行動を共にしたことで友達との絆もより深まり、ひとまわり成長できた価値ある2日間となりました。これからの学校生活でも学んだことを生かして小学部のよきリーダーとして活躍してほしいと思います。